1982インパクトファンド(所在地:東京都港区、以下「本ファンド」)は、持続可能なソーシャルビジネスを生み出すことを目指し、1982年生まれの事業家を中心に出資を募ります。私たちの使命は、資金が自走回転していく社会貢献事業により社会的リターン(社会課題の解決)を最大化させていくことです。
インパクト投資は世界的に拡大しており、経済的リターンと社会的リターンの獲得を目指す、いわゆるインパクトファンドも国内外で産まれています。一方で多くのインパクトファンドは社会的リターンを掲げながらも経済的リターンを求めざるを得ない構造から、「経済的リターンが見込める分野にしか資金が集まらない」状況となっています。また、日本においては事業家によるフィランソロピー活動が諸外国に比べて活発でないことも大きな課題です。
そこで私たちは「投資家にリターンが戻ってこなくとも良い」ことを明示し、社会的リターンの最大化を目指す新たなファンドを立ち上げることとしました。
本ファンドの特徴のひとつは、出資者(代表理事)が1982年生まれの経済人であることです。それぞれのビジネスで成功体験を持つ同級生が集まり資金とビジネスノウハウを提供し、複数のソーシャルビジネスを成功させることで、経済人による社会貢献活動活性化の一助となりたいと考えています。
本ファンドでは、以下2つの事業により持続可能なソーシャルビジネス(資金使い切り型ではなく、資金が自走回転していく社会貢献事業)を生み出すことを目指します。
1. ソーシャルビジネスへの投資、サポート事業
分野を問わずソーシャルビジネスを公募し、投資します。投資後は経営をサポートし、経営ノウハウも提供します。
2. 独自のソーシャルビジネスの立ち上げ
代表理事の知見が深い分野(例:障碍者雇用、予防医療)において案件ごとに1~2億円を投資し、新たなソーシャルビジネスを複数創出します。
以下の要項にて、ソーシャルビジネスの公募を開始いたします。書類審査・面接を経て採択されたソーシャルビジネスに対し、1982インパクトファンドから投資および経営サポートを行います。
本プログラムは、以下のすべてに該当する事業者を対象とします。
・社会課題の解決を目的に組織された事業者であること
・継続的な事業活動を通じて社会課題を根本的に解決する可能性があること
以下のすべてに該当する事業を対象とします。
・分野・対象などを問わず、福祉的なアプローチだけでは解消しづらい社会的な課題の解決に資すること
・すでに事業運営の実績があり、事業を通じて社会的・環境的な変化が生まれつつあること
・継続的な事業運営による根本的な社会課題解決を志していること
以下のすべてに該当する事業者は申請が可能です。
・宗教活動、政治活動、選挙活動等を行っていないこと
・反社会的勢力に属するものでなく、反社会的勢力とのいかなる関わりもないこと
採択企業や事業に対して、数百万円から1億円程度まで投資します。
・シナジーを発揮できる領域の出資者がメンターとしてサポート
・出資者の人脈から、そのとき事業運営に必要な経営資源(大口顧客、採用候補者、投資家、提携先、等)を紹介する
規定なし ※随時募集を行っております。
・一次選考では申請書類にもとづく書類審査、二次選考(審査通過後日程案内予定)ではオンライン面接による選考を行います。
・選考は選考委員会(※)により実施します。
・選考にあたって、申請書類の内容について電話やメールにより確認させていただく場合があります。
・申請書類のご提出から3週間以内に一次選考の結果をメールにてお伝えします。通過者には同メール内で二次選考の詳細をお伝えします。
※ 1982インパクトファンド代表理事に加え、ほかソーシャルビジネスに詳しい専門家により構成されます。選考委員は非公開です
申請フォームより必要事項を記入の上、申請ください。
「1982インパクトファンド申請フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf9vkgsJG-8o027TBeB_V_kwU-PeHiRcXqavIUnM8TF7hx0eA/viewform」
添付ファイルは、「組織名_ファイル名」としてください。
必要に応じて追加で書類の提出をお願いする場合があります。
代表理事は各自1億円を1982インパクトファンドに出資し、合議制で本ファンドを運営します。
1982年、岐阜県出身。福井工業大学在学中に通信回線の販売にて、社会人を含めた営業マン 100人の中でトップの成績を残す。2005年、(株)ALL CONNECT を設立。代表取締役社長に就任。
1982年生まれ、東京都出身。2004年アテネオリンピックで100m・200m平泳ぎで金メダルを獲得。その後の2008年北京オリンピックでも両種目で金メダルを獲得し、日本人唯一となる2種目2連覇を達成。2012年ロンドンオリンピックでは、4x100mメドレーリレーで銀メダルを獲得するなどオリンピックを始めとした多くの国際大会で活躍。2016年4月に競技活動を引退。引退後は、東京都水泳協会の会長を務め、現在自身の冠大会「KOSUKE KITAJIMA CUP」を開催。また、2020年からはインターナショナル・スイミング・リーグ(ISL)のTokyo Frog Kingsのゼネラルマネージャーも務めている。
1982年、大阪府出身。2001 年にJリーグのガンバ大阪に入団するが、22 歳でサッカー界から引退。2011 年 12 月にブランド品のリユースなど、サステナブルな事業を行う株式会社 SOU(現 バリュエンスホールディングス株式会社)を設立。設立から 7 年で東証マザーズ市場に上場。元サッカー選手としては初めての上場企業社長となる。
慶應義塾大学法学部政治学科在学中に有限会社 VALCOM(現株式会社エボラブルアジア)の立ち上げに参加。その後、2005 年 株式会社リクルートに入社し MVP など数々の賞を受賞。2011 年、Soltec Vietnam Company 社を立ち上げ、代表取締役に就任。2012年 IT オフショア開発事業の EVOLABLE ASIA CO.,LTD(ベトナム法人)を創業し、代表取締役に就任。
1982年、千葉県出身。高校卒業後に横浜のラーメン店でラーメン作りと接客のノウハウを習得。6年間の修業の後、2008 年に「横浜家系ラーメン 町田商店」を開業し、2009年には株式会社町田商店(現在は株式会社ギフト)を設立。町田商店を中心に事業を拡大し、2016年には海外事業を開始。
1982年生まれ、兵庫県出身。2005年神戸大学発達科学部卒業。同年、住友商事株式会社に入社しロシア・北米地域の木材資源関連ビジネスを担当し、経済や経営に関する仕事に 10 年ほど取り組む。2014 年に医療ビジネス、中でも再生医療の分野への参入を決意。2015年、再生医療に用いる細胞等加工の受託や関連法規への対応サポート事業を展開するセルソース株式会社を設立し代表取締役社長就任。2019年東証マザーズ上場。2023年に創業8期目で東証プライム市場へのステップアップを実現。
神奈川県出身。一橋大学在学中に IT 分野で起業。2006 年大学卒業後、野村證券株式会社に入社。本社の富裕層向けプライベートバンキング業務、ASEAN 地域の経営戦略担当等に従事。2013 年 3 月に野村證券を退職。同年 4 月に株式会社 ZUU を設立し代表取締役に就任。現在は複数のメディアにて連載を持つなど、本業とシナジーのある分野において金融専門家としての活動も行っている。
広島県生まれ。主に中小企業を中心とした人材課題の解決を目的としクラウドワーカーのマッチングプラットフォームと業務支援事業を展開。2008年に株式会社アイドマ・ホールディングスを創業し、2021年に東証マザーズ上場。
東京大学経済学部卒業。2003年大学在学中に株式会社 Valcom を創業。2007年株式会社エアトリを共同創業し代表取締役社長に就任(現在は退任) 。 2016年株式会社エアトリを東証マザーズに、2017 年東証 1 部に上場。エアトリグループ会社の株式会社まぐまぐ、株式会社ハイブリッドテクノロジーズ、株式会社インバウンドプラットフォームをそれぞれジャスダック、マザーズ、グロースマーケットに上場。
2017年株式会社ミダスキャピタルを創業。同年ミダスキャピタル第 1 号案件として株式会社 BuySell Technologies を買収。後に取締役会長に就任し、2019年東証マザーズ上場。2022 年ミダス企業群の株式会社 AViC が東証グロース上場。2023年ミダス企業群の株式会社 GENDA が東証グロース上場。
ファンド名:1982インパクトファンド
代表理事:岩井宏太、北島康介、嵜本晋輔、薛悠司、田川翔、裙本理人、冨田和成、三浦陽平、吉村英毅
所在地:東京都港区
設立:2024年5月30日
メール:info@1982impact.com
事業内容:(1)ソーシャルビジネスを公募し、第三者割当増資を受ける形で支援する事業、(2)ソーシャルビジネスの新規立ち上げ・経営